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zoom RSS SASPL. SEALDs 意味不明の外国語を多用する社会について行けないぼく

<<   作成日時 : 2015/10/03 15:08   >>

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                      【民主主義社会は差別社会である】

SEALDs の代表を務める奥田愛基という青年に殺人脅迫状が届いたことが先日来netのいろいろな報道や個人の発信する情報で伝えられている。
卑劣、下劣な国家権力・歴代自民党政府、安倍晋三政権が育てた【民衆の運動を暴力で圧殺する人民支配の方策(方程式)】が倒錯した(つまり弱者が弱者に怨念をぶつける種類の)民衆自身の中で発酵してきている。
おぞましい支配者・権力体制の下で社会の劣化、荒廃がおそろしい勢いで進んでいることを感じる。

ぼくらは決して奥田青年に危害を加えさせてはならない。民衆を守るのは民衆自身の意識と言動でなければならないし実際にそれしかない。
そのために何が必要なのかを考えるにつけ、ぼくは現在の社会で無自覚・無責任、臆病、卑怯に身過ぎ世過ぎを送っている人々に「いつまで眠っているつもりなんだ!?いい加減に目を覚ませ!」と声を張り上げたくなる。

若者たちであればなおさらだろう。だからぼくも時々はSEALDsの彼らとともに行動しながらしかし彼らの行動の中にぼく自身の探している答えが見つかることはないのではないかとそんな疑問と乖離も感じている。
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               【意味不明の外国語を多用する社会について行けないぼく】

SASPL(旧)、 SEALDs 、、、別の場所での書き込みではこれまでも時々書いているけれど、ぼくは先ずこの名称自体の名乗り方にやっぱりどうしても違和感を払拭できない。
それは彼らに敵対するとか彼らと行動を共にしないということではない。(既述の通りデモでは何度も一緒に歩き、声も合わせている)彼らの名称や英語混じりのプラカードやシュプレヒコールも彼ら自身の内側ではごく普通の表現行為の範疇にあるのかもしれない。
それがぼくにとっては大きい違和感の一つになっている。ぼくのような無学で粗野な人間にも短時間で言動内容が理解できるような呼び名やスローガンであればなあと思う。

『全学連』『全学共闘会議』『何々派』といった60年安保世代、70年安保世代の学生運動や大衆運動における目的意識の喪失と浅薄な思想の退廃と空回りによる闘争形態の過激化、勝手な主張と主導権争いによる内部分裂、組織の瓦解・消滅、陥穽によって辿った長い人間解放運動の低迷、そういう未熟な先人たちの甘えと負の遺産を乗り越えようとする若者たちのエネルギーは大事に違いないししっかり受け止めていたい。

だからこそ彼らの行動と彼らの存在から今はまだ遠く離れている(普通の)人々を結ぶ伝わりやすい言動内容の訴えかけ、呼び名や呼びかけの工夫、検討、努力ができないものだろうか。

I say 「Abe」 You say 「No !」(安倍は辞めろ!)のラップ・シュプレヒコールは日本列島津々浦々の民衆の耳へ心へ伝わっているだろうか?(東京中心思想の学生・若者たち、あるいは全国の大都市圏を行動範囲とする学生・若者たちの自己満足ではないと言えるだろうか?)

ぼくは子どもの頃からやたらと外国語を使う人たちに素朴な疑問と拒絶反応を持ってきた。
現代ではぼくが少数派なのかもしれない。しかし現実社会の改革者たちはそんなぼくのような人間は置いて行けばいいというのだろうか?

今はまだうまく言えないのだが、もしそういうことで運動やデモンストレーションが続けられて行くのならその運動が到達する地平もやはり【差別を許容する社会】でしかないのではなかろうか?

ぼくの実家は貧しかった。5人の兄弟の中で高校を卒業できたのはぼく一人だったし1960年代の田舎の町や村にはそういう家族はまだ少なくなかった。
都会と田舎には社会に断層がありそれぞれの地域社会には幾重もの階層があり都市にも田舎にも差別が存在し、そこで発生する社会の不合理や精神の不条理を暗黙の了解として受け入れるのか疑義を感じて悩んだり反発したりする人間になるのか、常に多くの人々が直面して暮らしていただろうと思う。ぼくは後者になった。

ずっと後になってそういうぼくのような感性や人間を学問のある人間たちが『ルサンチマン』と呼んでいることを知った。
それもはじめは意味が分らなかった。なぜぼくたちは自分たちの階層を区別し、自分たちだけに気持ちよく響く了解言語を多用するのか?(しかもなぜそれが日本語表記を離れてアルファベットになって行くのか?)
なぜ誰にでも理解しやすい表現を用いて誰とでも別け隔てのない交流をしようとしないのか?
大学に行くのは大学に行けない多くの人々の為に有用な生き方を学ぶためではないのか!?

膨大な人数の生存する世界で誰かが何かを表現すればその言動に異議や疑義を申し立て、時には批判する者が現れるのはそれぞれの立ち位置が違う人々の間では当然のことだろう。それが社会なのだ。

穏かでしなやかな若者たちの自由な集まりのように振舞っていてもその実、批判に耳を傾けず、批判する者は切って捨て、不統制で素朴な行動は暴力的だと揶揄し自分たちを多数(あるいは正義)と信じて他に存在する多数の人々の中へは決して入って行かずに条件闘争を人間解放の唯一の手段とする社会改良運動理念はぼくには辛い。

社会を動かすのは『学生運動』なのか『大衆運動』なのか?(運動としては現在、双方が手を取り合って相乗作用、相乗効果を現出しているように見える)
けれどもこれで不合理、不平等な選挙制度に理不尽に絡め盗られたままの『議会制民主主義』の限界を超える根本的な社会構造の作り変えに結び付けることが可能なのかどうか、ぼくにはとてもそうは思えない。

ぼくは条件闘争の続く差別社会の中で生きて歳をとって来た。『学生』でも『大衆』でもないもっと新しいもっと本質的な民衆自身の意識解放運動は無いのだろうか?
少なくともぼくらは選挙制度の犯罪性まで一挙に撃破し、変更させる程度に社会を作り変えない限り根本的に自由で平等に人格を保障し合う平和な世界に生きることは出来ないだろう。

ここまで書いてきたが、今はこれ以上書く気がしない。(まだ現時点でもぼくにはこの間の社会の動きと人々の対応の構図、意味の全てが見えていないし事実の向こうにあるはずの真実が掴めていない)
ただ、最初に書いた通り、最終地平は違うと思いながらもぼくはデモや集会では彼らと行動を共にしているし一緒に声も上げ続けている。

ぼく自身は日本列島の現代社会の『ルサンチマン』の一人だ。
学生運動にも大衆運動にも馴染み難い少数派の夢想する現場主義者の人間だ。
しかし地球上に生存する人類は『SASPL(旧)』や『SEALDs(新)』が絶対多数なのではない。
無論『国家権力』や『政治政党』や『産業経済支配層』や人心を呪縛する『宗教団体』が絶対多数のはずがない。

少なくとも文明世界に暮らす人間たちの中ではぼくのような『ルサンチマン』(困ったことだがおそらくネトウヨの中の大多数の者たちもぼくたちルサンチマンの一部なのだろう)こそ絶対的多数者なのだということを彼らに気付いてもらいたいと強く念願している。

〔今日の書き込みはSEALDs批判なんかではない。むしろ体制批判をする者たちさえ大地に足を着けることが出来ないほどに存在の基盤を混沌に追い込んできた戦後文化全体への批判になっていればと思う〕
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〔注〕 被害者意識と夢想主義は矛盾しない。その帰着するところはアナーキズムか永続革命理論かもしれない。

なお、SEALDs と SASPL については以下の通り、名称の日本読みが存在している。

◎ SEALDs =自由と民主主義のための学生緊急行動(2015年5月3日に発足、Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)

◎ SASPL =特定秘密保護法に反対する学生有志の会(2014年12月10日行動後に解散、Students Against Secret Protection Law)
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  ( 2015年10月3日、N・T )



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